肌のシミは自分で改善できる?セルフケアでシミ対策

鏡を見るたびに肌のシミが気になる、シミが増えてきたと感じると気分が下がってしまいますね。

セルフケアで改善できるシミなら、試す価値は十分あると思います。

肌を綺麗にしたい、自分の肌に自信を持ちたい、そんな人に自分でできるシミのセルフケアを紹介します。

また、シミを作らないために自分でできる予防法も合わせて見ていきましょう。

自分で消せるシミとは?

シミには種類があり、セルフケアでは改善できないシミも存在します。

セルフケアができるシミと、消せないシミの特徴を見ていきましょう。

・老人性色素斑

シミの中でも最も代表的なのが、老人性色素斑です。

老人性とありますが、20代からも気になりだす人はいます。

老人性色素斑が出る原因は、紫外線と肌のターンオーバーの乱れです。

紫外線が肌に当たることでダメージが蓄積されて、シミとなって現れます。

本来なら肌のターンオーバーで回復するのですが、紫外線を繰り返し浴び続けて、肌の代謝が悪くなると排出されずにシミとなって残ります。

・炎症性色素沈着

ニキビや傷、肌をかきむしったなどの皮膚の炎症がシミとなって残ったものが炎症性色素沈着です。

本来なら時間経過と共に消えるものですが、炎症した部分に紫外線が当たることで定着して消えにくくなることがあります。

悪化させないためには、紫外線対策などを徹底する必要があります。

・肝斑

両頬に左右対称にできるのが特徴のシミです。

老人性色素斑よりも薄く広範囲に広がります。

主な原因は女性ホルモンバランスの乱れで、妊娠や出産、更年期、不規則な生活により肝斑が現れます。

老人性色素斑とは対策が違ってくるので、どうしても消えないシミは肝斑かもしれません。

・セルフケアでは消せないシミ

セルフケアでは消せないシミは、雀卵斑 (そばかす)、脂漏性角化症、花弁状色素斑の3つです。

どれもシミができる大きな原因は紫外線ですが、遺伝でできたものやイボのように盛り上がったものはレーザー治療などの必要があります。

この3つは無理に自分で治そうとせず、医療機関を受診することをおすすめします。

セルフケアの方法

自分で消せるシミがあることはわかりましたが、具体的にどのようにセルフケアをすればよいのでしょうか。

自分でできる対策を4つ紹介します。

・スキンケアで改善する

正しいスキンケアをすることで肌のターンオーバーを促し、シミを排出することができます。

まずは洗顔の見直しです。

肌をゴシゴシ洗うのではなく、たっぷりの泡を押し当てて優しく汚れを落とします。

週に1回はピーリングを行い、肌の角質を落とすことも効果的です。

次に保湿ケアの見直しです。

化粧水、美容液、乳液で肌の保湿をします。

このとき、化粧水はたっぷり使うことで摩擦による肌のダメージを防ぎます。

美容液は美白効果の高い「ハイドロキノン」や「ビタミンC 誘導体」が含まれているものがおすすめです。

ただし、ハイドロキノンは肌が弱い人には刺激が強いのでパッチテストを行うなど注意して使用しましょう。

・食生活で改善する

食生活を見直して、肌のターンオーバーを促すことでシミを排出しやすくします。

シミに効果的な食品を加えることで、少しずつですがシミ対策に繋がります。

特におすすめのビタミンはビタミンA、C、Eの3つでビタミンACE(エース)と覚えましょう。

ビタミンAは、シミの原因となるメラニンを生成させる活性酸素の働きを抑えます。

ニンジン、卵、ブロッコリーなどがおすすめです。

ビタミンC は、抗酸化作用が強く、シミを薄くさせる働きがあります。

トマト、パプリカ、レモンなど果物に多いです。

ビタミンEは、抗酸化作用により活性酸素の働きを抑えます。

アーモンド、ツナ缶、アボカドがおすすめです。

・生活習慣で改善する

シミになりやすい生活習慣とは、睡眠不足とストレスを溜めこむことです。

肌のターンオーバーは睡眠中に活発になるので、睡眠時間の確保も大切ですが睡眠の質も大切になってきます。

就寝時間、起床時間を決める、寝る前にスマホやパソコンを触らないことを心がけましょう。

ストレスは肌のターンオーバーを乱れさせます。

軽くで良いので運動をする、お風呂は熱くない程度の湯船にゆっくりつかるなど、自分がストレスの解消になると思ったことをしましょう。

・紫外線対策をする

シミの主な原因は紫外線によるものです。

シミを予防する、できてしまったシミを治したいなら、徹底した紫外線対策を行いましょう。

外出するときは日焼け止め、日傘を持ち歩き、日光が肌に直接当たらないようにします。

また、室内にいるときも窓から入ってくる紫外線の対策のために日焼け止めは塗っておくようにすると、肌を守ることができます。

まとめ

シミは一度できてしまうとなかなか消せません。

セルフケアの場合は焦らず、根気強く継続することが大切です。

外側からも内側からもアプローチをして、美しい肌を手に入れましょう。